ノロウイルスやインフルエンザウイルスから身を守る

2013.02.01 Friday

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    環境改善ニュース
    ヒューマン・ネットワーク研究所

    日本だけでなく世界中でノロウイルスが蔓延しています。
    ノロウイルスの治療薬は現在ありません。培養できないからです。
    病院に行っても治らず、逆に患者から別の菌やウイルスに感染し、
    より重篤になる可能性が高いです。

    ウィルス感染は、基本的に抗生物質が効きません(細菌には抗生
    物質は効果があります)腸内ではウィルスや、細菌と戦っています。
    むやみに解熱をさせないほう回復が早まります。
    脱水症には気をつけましょう。

    【鉄分の多い食事を避ける】
    ウィルスは増殖する時に、鉄分を必要とします。チョコレート
    などや、鉄分を含む食品は厳禁です。カフェインの少ない番茶
    (日本茶は鉄分の吸収を妨げ、ビタミンCやカテキンなどの
    抗酸化酵素を含む)などを温めにて飲む。(特にマグネシウム)
    を補給できれば、症状も緩和できるでしょう。

    【腸管免疫】
    腸管免疫とは、必要な成分かどうかを判断して処理する腸の免
    疫機能。細菌やウイルスなどの病原体の侵入を感知し、対抗し
    て、抗体を作って自分の体をガードします。
    腸にはそんな素晴らしい機能が備わっています。
    日頃の腸の健康が、健康に深くかかわっています。
    腸が不健康だと細菌・ウィルスなどから身体を守る機能が弱ま
    り、症状が重く出る可能性が高くなります。

    【便秘は万病の元】
    便秘は肌荒れの原因にもなります。
    便秘を改善することは、体の抵抗力をあげ、身体を健康にする
    ことに繋がります。腸内の健康とは、腸内細菌のバランスを
    良くすることです。わかりやすく言えば、善玉菌(体内乳酸菌・
    ビフィズス菌など)が悪玉菌(大腸菌など)より多い状態に
    することです。善玉菌がウイルスや悪玉菌を駆逐してくれる
    のです。
    悪玉菌が腸内に大量に増殖すると発病します。
    ウイルスが腸から吸収されて、そのまま血液に乗って、
    全身に広がります。だから各所の関節が痛くなります。

    同じ食事をしたり同じ環境で生活していても、発病する人と
    しない人がいます。発病しても軽症で済む人がいるのは、
    腸内善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌等)の差なのです。

    【バランスの良い食事】
    ヌカ漬けや納豆等は植物性乳酸菌(善玉菌)が豊富です。
    乳酸菌のエネルギー源(エサ)はオリゴ糖です。
    オリゴ糖は善玉菌を活性化させます。
    オリゴ糖はりんごやミカン、バナナ、パイナップル、キウイ
    等の果物やハチミツに豊富に含まれています。
     
     ※砂糖は単糖類、オリゴ糖は多糖類

    バランスの良い食事とは腸内環境を良好に保つすなわち
    【乳酸菌の多い腸内】にすることなのです。

    乳酸菌の入った、飲み物やヨーグルトなどをとると便秘に
    よいと言われますが、胃液で多く分解されて、腸に届く
    までに少量になります。もしインフルエンザウイルスや
    ノロウイルスが気になる場合は日頃から乳酸菌の豊富な
    食品を食べることです。

    実例:あるお取引先に電話したところ風邪声で苦しそうでした。
    「お腹が痛く、関節も痛くだるい」と話していました。
    インフルエンザウイルスの特徴です。(風邪とインフルエンザ
    の症状は違います)社員にうつされたようです。身体を休める
    よう勧めしましたが仕事で休めないとのこと。
    そこで、プレーンヨーグルトをたっぷり食べ乳酸菌を増やすよ
    うお勧めしました。

    1日に200g以上(2日で1カップ)を蜂蜜やバナナと一緒
    に食べて頂きました。数日後に電話すると、2日位で回復した
    と元気な声に戻っていました。改めて乳酸菌のパワーを実感
    しました。

     以前、タミフルが盛んに宣伝されましたが、幻覚症状が高齢者
    にも出て、危険なようです。何より感染してから40時間以内で
    しか効果の無い薬です。自覚症状が出た頃には既に40時間以上
    経っていて手遅れなのです。
    タミフルの致命的欠点です。